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インストール方法

ソフトウェアの設定作業を依頼したい方は、以下のサービスの利用をご検討ください。
インストール・設定作業代行サポート
Winmostarインストール済みワークステーション販売(Winmostar、ソルバのインストールが不要です)

下記の方法で想定通りにインストールできない場合は、よくある質問・トラブルシューティング(100項目以上、随時更新)を確認してください。

インストール方法をYouTubeのWinmostarチャンネルにて動画でご確認頂くことも可能です。

【手順1】 ライセンスコードを取得していない場合は以下のリンク先にてライセンスを登録し取得します。各版の違いは機能一覧で確認できます。

無償版  学生版  プロフェッショナル版  プロフェッショナル版(トライアル)

【手順2】 安定版最新バージョンのWinmostarインストーラをダウンロードします。

・動作環境はこちらでご確認ください。
・USBメモリ・DVD・ユーザポータルでインストーラを入手済みの方は、この操作が不要です。

【手順3】 インストーラをダブルクリックして起動し[次へ]をクリックします。[コンポーネントを選んでください]の画面では、[64bit 実行ファイル]にチェックが入った状態で[次へ]をクリックしてください。

・Winmostarが起動している場合は、あらかじめ終了しておきます。
・32bit版はWinmostar V11.5.0から非推奨となりました。


【手順4】 [インストール]をクリックしてインストールを開始します。必要に応じて[参照]をクリックしてインストール先フォルダを変更します(デフォルトはC:\winmos11)。

・インストール先フォルダおよびその上位階層の名前に日本語、全角文字などのマルチバイト文字や特殊記号が含まれている場合は、一部のモジュールが不具合を起こす場合があります。
・ディスプレイ設定でテキストやその他の項目を拡大・縮小している場合は、一部表示が崩れる場合があります。詳細はこちら
・C:\Program Files以下へのインストールは不可です。

・インストール完了後、スタートメニューとデスクトップにショートカットが作成されます。
・各種セキュリティ対策ソフトの警告が出た場合は、無視してインストールを継続してください(以下、同様)。
・既に過去のバージョンがインストールされている場合、上書きインストールするか、インストール先フォルダを変更して新旧の両方を共存させることが可能です。
・バージョンアップの方は、手順をアップデートまたはアップグレードで確認してください。

【手順5】 新規インストールの場合は、Winmostarを起動し、初回起動時に出現するダイアログでライセンスコードを設定します。

・納品したライセンス入りインストーラを使用した場合は、この操作が不要です。


【手順6】
こちらの手順に従いWinmostar用のCygwin環境(CygwinWM)を構築します。

・NWChem, LAMMPS, Gromacs, MODYLAS, Quantum ESPRESSO, OpenMXはCygwinWMの中に同梱されています。
 (ただし、NWChem, LAMMPS, Quantum ESPRESSOはCygwinWM 2023/04/23バージョン以降で同梱されます。)
・NWChemを並列実行したい場合は次の手順でNWChemインストールマニュアルに従いMPICHをインストールする必要があります。

【手順7】
WinmostarをインストールしたWindows PC(ローカルマシン)上で使用するソルバについて、以下のリンク先の手順でインストールします。リモートサーバでのみ計算を行う場合もローカルマシンにインストールする必要があります。一部のソルバはすでにCygwinWMと同時にインストールされているのでここでインストールする必要ありません。

量子化学計算を実行する方 :  GAMESS  NWChem  Gaussian 

固体物理計算を実行する方 :  FDMNES  AkaiKKR

Fragment ER(別売アドオン)を実行する方:  NAMD 

【Winmostar V11.4.X以前を利用、CygwinWM 2022/07/15バージョン以前を利用、または32bit環境(非推奨)を利用の方は以下も参照】

分子動力学計算を実行する方:  LAMMPS

固体物理計算を実行する方 :  Quantum ESPRESSO 

・ポリマービルダを利用するためにはLAMMPSのインストールが必要です。(Winmostar V11.4.X以前またはCygwinWM 2022/07/15バージョン以前の場合)
・使用する予定のないソルバをインストールする必要はありません。
・最大原子数を拡張したMOPAC6を使う場合はこちらから入手してください(動作未保障)。

【手順8】 必要に応じて、使用しているセキュリティ対策ソフトの設定において、Winmostar、CygwinWM、ソルバのインストールフォルダを監視対象から除外します。

【手順9】 エクスプローラ上で各ファイルの拡張子を表示する設定に変更します。

・必須ではありません。
・設定方法が分からない場合はこちらで確認してください。

【手順10】 リモートサーバへのジョブ投入と、リモートサーバ上でのジョブのスケジューリングを行いたい場合は、サーバに対応しているジョブスケジューラがインストールされているか確認します。入っていない場合は以下のリンク先の手順でTORQUEをインストールします。

Torqueインストール方法(CentOS 7向け)
Torqueインストール方法(CentOS 6向け)

・ジョブのスケジューリングが不要で、かつSSH接続先のノードで直接計算を実施できる場合は、リモートサーバ上にジョブスケジューラをインストールする必要がありません。

【手順11】 リモートサーバへのジョブ投入を行う場合は、投入先のサーバに使用するソルバを、以下のリンク先の手順でインストールします。

量子化学計算を実行する方 :  GAMESS  NWChem 

分子動力学計算を実行する方:  Gromacs  LAMMPS 

固体物理計算を実行する方 :  Quantum ESPRESSO  OpenMX
 
DCDFTBMD(別売)を実行する方:  DCDFTBMD

・Linux版ERmodのインストール方法はGromacsのインストールマニュアルに記載しています。

【手順12】 インストール手順は以上です。続けて、必要に応じてビギナーズガイド各種チュートリアルを確認して下さい。

アンインストール方法

手動でWinmostarのインストールフォルダとショートカットを削除してください。

アップデート方法(マイナーバージョン・リビジョンの更新)

アップデートはインストールと同じ方法で実施できます。

例:V11.1.0→V11.2.0、V9.4.0→V9.4.5

・古いバージョンを残してインストールする場合は、古いバージョンのUserPrefフォルダ以下のファイルを、新しいバージョンのUserPrefフォルダの以下にコピーすることで、設定を引き継ぐことができます。
・UserPrefフォルダはWinmostarのインストールフォルダ以下にあります。

アップグレード方法(メジャーバージョンの更新)

アップグレードはインストールと同じ方法で実施できます。

例:V8.000→V9.0.0、V10.0.0→V11.0.0

・V3~V6からアップグレードする場合、古いバージョンのインストールフォルダ以下の設定ファイルatoms1.wmx、winmos_server.ini、wm_nmr.ref、wm_irscale.refをV11のUserPrefフォルダ以下にコピーすることで、設定を引き継ぐことができます。
・V7~V10からアップグレードする場合、古いバージョンのUserPrefフォルダ以下のwmset.ini、atoms1.wmx、winmos_server.ini、wm_nmr.ref、wm_irscale.refをV11のUserPrefフォルダ以下にコピーすることで、設定を引き継ぐことができます。
・UserPrefフォルダはWinmostarのインストールフォルダ以下にあります。
・詳細はV11移行ガイドV10移行ガイドV9移行ガイドを参照してください。

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