6.27. IR Spectrumウィンドウ
IRスペクトルおよびラマンスペクトルを表示します。 左側のリストには振動数、IR強度、ラマン強度、右側のグラフにはそれらがブロードニングされた上で表示されます。
GAMESSにおいて、IRスペクトルを読み込んだ状態で追加でラマンスペクトルを読み込むと両方のスペクトルを同時に表示することができます。 グラフ上でクリックすると、その位置に近いピークの行がリスト内で選択されます。
- Freq. Scaling
系統的な誤差を補正するための周波数のスケーリングファクターを選択します。プルダウンメニューから、計算に使用した手法・基底関数の値を選択します。 Edit ボタンを押すとスケーリングファクターの一覧を編集することができます。
- Raman
Raman Activity / Depolar (P) / Depolar (U) を選択します。
- IR
IRスペクトルを表示します。
- Animation
選択されたピークの振動状態をアニメーション表示します。
- Vector
選択されたピークの振動状態をベクトル表示します。
- Magnitude
アニメーション表示における振幅、ベクトル表示における長さを調整します。
- X Range
横軸の範囲を指定します。
- Reverse
横軸軸を反転して表示します。
- Y Scale
縦軸の縮尺を変更します。
- Reverse
縦軸の上下を反転して表示します。
- Broadening
ブロードニングの半値幅を設定します。
- Export
ファイル出力する形式を選択します。
- Export csv (Discrete) & Open Excel
離散的なスペクトルについてcsvファイルを出力して開きます。csvファイルの内容はExport csv (Discrete)を参照してください。
- Export csv (Discrete)
離散的なスペクトルについてcsvファイルを出力します。csvファイルには、スペクトルの番号、波数、IR強度、ラマン強度(存在する場合のみ)、平面偏光入射光の偏光解消率(存在する場合のみ)、非偏光入射光の偏光解消率(存在する場合のみ)、VCD強度(存在する場合のみ)、スケーリングファクター適用後の波数が出力されます。
- Export csv (Broadened) & Open Excel
ブロードニングされたスペクトルについてcsvファイルを出力して開きます。csvファイルの内容はExport csv (Broadened)を参照してください。
- Export csv (Broadened)
ブロードニングされたスペクトルについてcsvファイルを出力します。csvファイルには、データの番号、端数、ブロードニングされたIR強度、ブロードニングされたラマン強度(存在する場合のみ)、ブロードニングされた平面偏光入射光の偏光解消率(存在する場合のみ)、ブロードニングされた非偏光入射光の偏光解消率(存在する場合のみ)、ブロードニングされたVCD強度(存在する場合のみ)、スケーリングファクター適用後の波数が出力されます。出力される点数は1000に固定されています。
- Export Image
グラフをGIFまたはJPEGで保存します。
- Copy Image
グラフをクリップボードにコピーします。
- Close
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